図で見てわかるToolkit for CreateJS:その1

Toolkit for CreateJSってなに?

Toolkit for CreateJSは、「Flash Pro CC」(またはCS6)の拡張機能で、www.createjs.comからダウンロードしてインストールします。

createJStitle

Flashで作ったタイムラインアニメーションをHTML5として書き出すことができるようになります。

swfを作るときは「ファイルメニューのパブリッシュ」を選択しますが、
HTML5を作るときは「Toolkit for CreateJSパネルのパブリッシュ」を押します。基本的にはこれだけでHTML5で書き出されます。

Toolkit for CreateJSパネル

swfで作ると、swfと、htmlファイルができます。
HTML5で作ると、htmlと、jsファイルができますが、使う素材や設定によってはimage、sounds、libsなどのフォルダもできます。

Flashパブリッシュ

ただし、ActionScriptはHTML5に書き出されません。インタラクティブな機能がそのままHTML5になるわけではないのです。

ActionScriptを自分でJavaScriptに書き直してフレームに埋め込んだり、書き出されたjsファイルをあとから修正して作っていくことになります。

Toolkit for CreateJSは、「Flashで作ったすべてをHTML5に変換する」ものではなく「Flashで作ったステージや、アニメやパーツをHTML5に変換する」ものと考えるのがいいでしょう。

createJS書き出し

ですが、Toolkit for CreateJSには「ActionScriptをJavaScriptに書き直しやすいしくみ」が用意されていたり、「変換して書きやすい書き方」が用意されているので、まったくゼロからHTML5で作り始めるよりも、だんぜん「画面や動きを作りやすい」のです。

画面を作りながらプログラムを作るときは、Toolkit for CreateJSはとても便利なツールです。