Arduinoで遊んでみた:その1

Arduinoって?

Arduinoは、電子ブロックみたいにお手軽に電子工作ができるキットみたいなもの。

PCにUSBケーブル1本でつなぐだけでプログラミングできる8bitマイコンです。

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デザイナーアーティスト向けのキット

見た目は基板がむき出しで、難しいエンジニアが使いそうに見えますが、そうではなくて、本来Arduinoはデザイナーアーティスト向けに作られた電子工作キットらしいのです。「正統な電子工学を勉強する」ような堅苦しいものではなく、正解とか失敗とかもなくて、「いろいろいじって遊んで面白いものができればいい」という面白好きの人のために作られたセットなんですね。

ハードウェア部分とソフトウェア部分からできています。

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ハードウェア部分は、Auduinoの小さいマイコンボード。8bitマイコンです。

このボードにはコネクタピンがついていて、そこからケーブルで「ブレッドボード」と呼ばれる「部品を差し込んで使う基板」につないで、そこにLEDやスイッチやブザーなどの電子部品を差していって「何か」を作ります。

ソフトウェア部分は、PCにアプリをインストールして作ります。

http://www.arduino.cc/en/main/software からダウンロードしてインストールします。

使う言語は、「Processing」というスクリプトみたいに簡単な言語を使って作ります。

※Processing言語とは、もともとグラフィックスを描画させるための言語です。「スケッチするようにプログラミングする」のでArduinoでは作るプログラムのことを「スケッチ」と呼んでいたりします。

【使い方】

使うときは、「PCとArduinoのボードをUSBケーブルでつなぐだけ」です。

Arduinoは、PCからUSBケーブルを通して電力が供給されて動き出します。

プログラムを実行するときは、「アプリを起動」させます。

アプリのUploadボタンを押すと、プログラムがPCからUSBケーブルを通してArduinoに送られて書き込まれます。