QIコネクタ
電子工作で簡単に抜き差しして接続を変えられるジャンパー線。このジャンパー線の先のことをQIコネクタ(2550コネクタ)というらしいんです。
精密圧着ペンチ
ケーブルにQIコネクタをつけるには、このワニのような精密圧着ペンチと呼ばれる工具を使います。
つけ方は、まず先を少し剥いたケーブルを用意して、その先にコンタクトピンと呼ばれる金具を取り付けます。
コンタクトピンの根元は2個所に分かれていて、根元の方②には剥いていない部分を、その先①には、剥いた部分を取り付けます。
最初は、①の部分を精密圧着ペンチの1.6mmの部分で固定します。ギュッと握ると、カシュ、カシュっとコンタクトピンがケーブルを巻き込んで止めていく感じがします。
次に、②の部分を精密圧着ペンチの2.3mmの部分で固定します。
このとき、コンタクトピンが曲がっているとコネクタにうまくささらないので、精密圧着ペンチの選択部分を使ってまっすぐにします。最初、この加減がわからなくて3〜4個失敗しました。でもコツをつかむとすぐ失敗しないようになりましたけど。
あとは、QIコネクタに差し込むだけ。QIコネクタの小窓からコンタクトピンの平らな部分が顔を出すまで差し込みます。
工具があると飛び飛びのコネクタなど、自分で好きな間隔のコネクタを作れるので便利。
arduinoとかIchigoJamとか、挿して使う部品をいろいろ差し替えたりするとき、つなぐケーブルがたくさんあると大変ですが、専用のQIコネクタを作ってしまうと、抜き差しが一発で行えるようになるのですごくラクチン。
詳しい情報はこちらにあります!→『QIコネクタ』の圧着方法